石橋正二郎（ブリヂストンタイヤ創業者）

　「成功の秘訣は浪費を省き、能率を上げ
　　原価を下げることにある」

石橋正二郎は九州の久留米で足袋の製造販売をしていた。
サイズや素材などから百以上の値段に分かれていて、
販売時に価格表と照らし合わせていた為に時間が掛かっていた。
そこで足袋の価格を均一にしたところ商売繁盛した。

また今までと違い問屋から大量注文を受けたことにより、
生産体制を拡大し大量販売で原価が下がった。

石橋は、タイヤでも同じやり方で成功した。

ブリヂストンの光と影
創業者・石橋正二郎―ブリヂストン経営の原点 (新潮文庫)

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渋沢栄一（明治・大正の実業家）

　「仕事をたえず工夫していると
　あまり知恵のない人でも
　その仕事には自然と知恵がわいてくる」

仕事に応じた着眼点（創意工夫の重点）は、
それをやっていない者には思いつかないわけで、
その仕事についているからこそ見出せるもの。

毎日が同じである単調な仕事であっても
改善する箇所があるものである。

渋沢栄一男の器量を磨く生き方
巨人・渋沢栄一の「富を築く100の教え」 (講談社BIZ)

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