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category: 人名 た行
DATE : 2007/02/03 (Sat)
DATE : 2007/02/03 (Sat)
「大将たる者は部下の人材を的確に評価し
その能力に応じて諸役に配置しなければならない」
「甲陽軍艦」による武田信玄の名言である。
武田信玄が足軽頭の多田久蔵に「人の上に立つ者の心得」を
以下のように説いた。
「よいか久蔵、今日から部下を持つ身だ。今までのような一人働きを
してはならぬぞ。もしそのほうが、自分の手柄を立てたいと思ったときは、
部下をみないくさ奉行に返し、そのほうだけで戦場へ行け、よいか。
そのほうは自分の手柄を立てようなどと思ってはならぬ。
足軽組の手柄を立てるよう励むことだ。それがそのほうの役目なのだ。
部下には、それぞれ性格の違う者が集まっている。
そこで、自分の気に入った者ばかりを好まず、おのおのの持ち味を
生かすよう工夫しなければならぬ。よいか、久蔵。ここが肝心だ。
三に四を足せば七になるが、掛ければどうじゃ。十二になろう。
それぞれの力量を生かして十二の力になるように使うのが、
部下を持つ者のつとめというものだ。」
風林火山―NHK大河ドラマ歴史ハンドブック
山本勘助はいなかった―「風林火山」の真実
戦国大名の日常生活―信虎・信玄・勝頼
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その能力に応じて諸役に配置しなければならない」
「甲陽軍艦」による武田信玄の名言である。
武田信玄が足軽頭の多田久蔵に「人の上に立つ者の心得」を
以下のように説いた。
「よいか久蔵、今日から部下を持つ身だ。今までのような一人働きを
してはならぬぞ。もしそのほうが、自分の手柄を立てたいと思ったときは、
部下をみないくさ奉行に返し、そのほうだけで戦場へ行け、よいか。
そのほうは自分の手柄を立てようなどと思ってはならぬ。
足軽組の手柄を立てるよう励むことだ。それがそのほうの役目なのだ。
部下には、それぞれ性格の違う者が集まっている。
そこで、自分の気に入った者ばかりを好まず、おのおのの持ち味を
生かすよう工夫しなければならぬ。よいか、久蔵。ここが肝心だ。
三に四を足せば七になるが、掛ければどうじゃ。十二になろう。
それぞれの力量を生かして十二の力になるように使うのが、
部下を持つ者のつとめというものだ。」
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