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DATE : 2025/08/14 (Thu)
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DATE : 2013/04/01 (Mon)
 「一旦入社した以上は十年間辛抱する覚悟が必要だ」

 俗に「石の上にも三年」とか、「三年、三月、三日」という辛抱を表す
例えがあるが、北沢敬二郎にしてみれば、「一人前の男」といわれるには、
とても三年やそこらでは無理、最低十年は必要だった、というわけだろう。

 北沢は、戦後の大丸を業界首位に導いた経営者だったが、その性格は
周到な計画性と事業に打ち込む情熱、責任感の強さで一貫していた。
昭和二十五年、社長に就任すると、大阪だけでは伸び悩み、
時代に取り残されるという考えから、社運をかけた東京進出を断行し、
成功させている。
この快挙は、その後、大阪の企業が続々と東京進出する刺激剤となった。
また、「計画院殿指導万端指図居士」というあだ名があったくらい、
人生にも企業経営にも真面目に取り組んだ男である。

さて、今の若者は、どうだろうか?
僅か数年で退職してしまう。色々な理由はあるだろうが、
北沢敬二郎の言葉を信じて十年は、頑張ってほしい!!

私の履歴書〈第27集〉北沢敬二郎,久保田豊,窪田空穂,東山千栄子 (1966年)
心を揺さぶる名経営者の言葉 (PHP文庫)

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DATE : 2012/04/18 (Wed)
  「自分より偉い人は、みんな利用しなければだめだ」

東急グループの創業者である五島慶太は、戦後の財閥解体で残った
東急電鉄をテコに土地、住宅、百貨店事業を拡大した人である。

五島にとって偉い人とは、阪急電鉄を創設した小林一三で、鉄道を軸に
土地開発や宝塚歌劇、東宝など、さまざまな業種で活躍した関西財閥の
雄である。この小林に五島は30年にわたって師事したという。

この五島の言葉を実践したのが川鍋秋蔵である。
彼は昭和20年、資本金1千万円で日本交通を創設した。
社長とはいえ、一介の運転手あがりで学歴もないし貫禄にも欠ける。
そこで彼は、東条内閣の運輸大臣もやっていた五島を親分に決め
東急の傘下に入った。
川鍋は、これを機会に五島の胸像を作らせ社長室に据えた。
今の時代では胸像なんてと思うかもしれないが当時は、この胸像の
効果はてきめんで、川鍋が五島にいかにかわいがられているかを
話しているうちに、話がうまくまとまることが再三あったという。

わが鐵路、長大なり 東急・五島慶太の生涯
東急・五島慶太の経営戦略―鉄道経営・土地経営

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