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DATE : 2007/03/30 (Fri)
「会社は会社なりに個人は個人なりに大計を立てることである」
井植は、1917年、義兄の松下幸之助が創業したばかりの松下電器で働き
専務取締役になったのち1947年、三洋電機を設立した。
先の言葉には続きがあり、
「基本的な、または原則的な計画を立てることである。
海には波濤があり、その間に小波があるが、我々は波濤というべき
大きなうねりのところで計画を立てたらよいのではあるまいか。
小波的な計画は変化が多過ぎて、それに目を取られると大本がお留守になる。
結果的にはマイナスとなり、人間も小さくなる。
それよりも、精神とも信念ともいえるほどの、
身近にして基本的な大計を立てておく必要があろう。」
あなたは、大計を立てているでしょうか？
私の履歴書〈第19集〉井植歳男,小川栄一,尾崎士郎,賀屋興宣,水原秋桜子 (1963年)
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DATE : 2007/01/06 (Sat)
「パンよりメンだ」
インスタントラーメンを発明した安藤だが
時代の流れを読み、先見力があったと言われている。
当時の政府がアメリカの食料援助による小麦粉で
パンを作ることを推進している時代である。
戦後のヤミ市でラーメンの人気を見て
インスタントラーメンの研究に着手した。
そして、試行錯誤してチキンラーメンを発売した。
この時、皇太子ご成婚があり国民は、一目見ようと
テレビを買った。安藤は、テレビＣＭを流した。
また、社名も美智子妃殿下の生家が経営する
日清製粉にあやかって日清食品に変えた。
この結果、チキンラーメンは大ヒットした。
間もなく他社から類似品が発売されたが、
他社に真似できないものを作ろうと努力し、
カップヌードルを発売した。
１／５午後６時４０分、急性心筋梗塞で死去した。
９６歳だった。
ご冥福をお祈りいたします。
インスタントラーメン誕生物語―幸せの食品インスタントラーメンの生みの親・安藤百福
安藤百福のゼロからの「成功法則」―人生に遅すぎるということはない
100歳を元気に生きる - 安藤百福の賢食紀行
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